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Twitter API開発者アカウント申請で困った話2021-2022の記録と審査の復活について

By 2022年5月5日No Comments

Twitter APIが現在はバージョンが2となり。開発者アカウント申請もEssentialなら登録後すぐ使えるようになっている。なので基本的に2022で困ることがないが自分の場合は去年のまだバーション2になる前のモデルで申請をしていたアカウントがあり審査のためのメールのやりとりや審査が通らずに質問を繰り返しているうちに、あと7日以内に申請せな「永久に」申請は却下するで。との連絡がきた。結果としては審査が通り、先ほど説明したEssentialアカウントのの一つ上のElevatedの開設ができた。おそらくv2以前の審査は現在のElevatedアカウントの審査と同等なのかと。少しレアなパターンなので流れをメモをしておく。

 

審査のためにフォームに入力して申請

まずはアカウント申請時にTwitterの開発者専用ページからフォームに入力して申請。英文だけれど日本語でも良いという情報あり。審査の通った例文や解答文については検索すると色々出てくるのでそちらを参考されたし。

メールを通じて審査するには情報が足りず再度具体的な内容を質問に返答する形で送るように指示される

Hello,

Thanks for your interest in building on Twitter.

Before we can finish our review of your developer account application, we need some more details about your use case.

The types of information that are valuable for our review include:

The core use case, intent, or business purpose for your use of the Twitter APIs.
If you intend to analyze Tweets, Twitter users, or their content, share details about the analyses you plan to conduct, and the methods or techniques.
If your use involves Tweeting, Retweeting, or liking content, share how you’ll interact with Twitter accounts, or their content.
If you’ll display Twitter content off of Twitter, explain how, and where, Tweets and Twitter content will be displayed with your product or service, including whether Tweets and Twitter content will be displayed at row level, or aggregated.

Just reply to this email with these details. Once we’ve received your response, we’ll continue our review. We appreciate your help!

Thanks,

このときにメールを返信せず。

約3週間後審査に落ちる連絡がある。

ご利用ありがとうございます。開発者アカウントへの申請を却下せざるを得ないため、お知らせいたします。リクエストに対応する上で必要な情報をお送りいただくようお願いしておりましたが、必要な情報をご提示いただけずにおります。今回は却下させていただきましたが、Twitterプラットフォームでの開発に関心をお寄せいただき、感謝いたしております。再度申請を希望される場合は、以前Twitterよりお送りしたメールにご返答ください。

このときまでは審査に落ちたらまた最初からやり直せば良い程度に思っていたが、大きな間違いで他の方の情報によるともう申請を受け付けてもらえなくなるパターンもあるので(しかも注意や予告ないパターンもあり)かなり注意が必要。とりあえず他の仕事が落ち着いたのでまた審査を始めようと以前のメールに英語で返信する。

日本語で審査の質問がくる。

ご利用ありがとうございます。

このたびはご返信いただきありがとうございました。お手数をおかけしますが、お客様のTwitter開発者アカウント申請の審査にあたり、より詳しい情報をご提供いただけますようにお願いします。

必要な情報は以下のとおりです。

Twitter APIを使用する中核的な使用目的、意図、ビジネス上の目的。

ここでいう「ビジネス上の目的」には営利事業に必ずしも関係しない用途も含まれますのでご注意ください。Twitterコンテンツを使用して対応しようとしている問題、ユーザーストーリー、または全体的な目標についての情報が必要です。
学生、コーディング学習者、またはTwitter APIの初心者であるお客様は、実施予定のプロジェクトまたは重点分野の詳細をご提供ください。

ツイート、Twitterアカウント、またはそのコンテンツを分析する場合は、実施する分析の内容と手法または技術について詳しくお知らせください。

ここでいう「分析」にはTwitterコンテンツに対して行われるあらゆる形式の処理が含まれますのでご注意ください。使用目的については可能な限り詳細かつ完全な説明をお願いいたします。

ツイート、リツイート、いいねの使用が含まれる場合は、Twitterアカウントまたはそのコンテンツに対してどのような操作を行うのかをお知らせください。
TwitterコンテンツをTwitter以外で表示する場合は、お客様の製品またはサービスのユーザーに対して、ツイートおよびTwitterコンテンツがどこにどのように表示されるかを、行レベルの表示か集計表示かを含めてご説明ください。

このメールの返信に上記の情報を記載してお送りください。図、またはサンプルの成果物があれば、リンク情報をお知らせください。

添付ファイルの確認はできませんので、あらかじめご了承ください。

必要な情報をお送りいただけない場合、申請は受理されません。

ご理解、ご協力いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

日本語だとかなり丁寧な内容。でもよくよく読んでみると質問は前に英文でうけた質問と同じ。これは日本語で答えろという審査なのか??とりあえず日本語で返信。

自動返信メールがくる。

さきほどの質問に答えたくてメールをしたら以下のメールが届く。

Auto-Response: This email address does not process replies. You will not receive a response.

Should you have questions regarding your Twitter Developer account, please refer to our forums at TwitterCommunity.com.

Thank you

雲行きが良く無い。自分が間を何ヶ月も開けすぎたことや当時は知らなかったがこのときすでにAPIのバージョンも審査の方法が変わってることもいろいろあるのかもしれない。

Twitterに問い合わせメールを送る。

返信すべきメールに返信できないとなるとまずい。Tiwitterに今回の状況についてと審査をどのように進められるかについて他の返信方法などあわせて質問を送る。自動返信メールで1営業日程度で返信するとあるものの、結局返信は何も得られず。問い合わせ先が違う様子?

ご連絡ありがとうございました。このヘルプデスクでは、Twitterプラットフォームを利用する開発者からのポリシーのお問い合わせに対応します。アカウントの凍結、嫌がらせ、一般的なサポートなど、その他のお問い合わせについては、こちらの該当するフォームでリクエストを提出してください。

Twitterの開発者向けポリシーまたはEU-US Privacy Shieldへの質問がある場合、またはこのメッセージが誤って送信されたと思われる場合は、このお問い合わせメールに返信してください。
通常のプラットフォームについてのお問い合わせには、1営業日以内での回答を目標にしています。

うん。ちょっとよくわからない。日本語はそのままの文。

約3週間後審査却下のメールが届く

ご利用ありがとうございます。開発者アカウントへの申請を却下せざるを得ないため、お知らせいたします。リクエストに対応する上で必要な情報をお送りいただくようお願いしておりましたが、必要な情報をご提示いただけずにおります。今回は却下させていただきましたが、Twitterプラットフォームでの開発に関心をお寄せいただき、感謝いたしております。再度申請を希望される場合は、以前Twitterよりお送りしたメールにご返答ください。

これは。。日本語で返した内容をもとに却下されているのか。そもそも自動返信メールにあったように審査に必要な情報が届かずに却下されたのかがよくわからない。審査に必要な利用例や計画などは審査に通ったと公開されている例文と同等かそれ以上に書いている。返信のタイミングをみても届いていないような。。でも幸い前のメールに返信する形で審査を続けられそう。

もう一度日本語メールに返信をするも自動返信がくる

Auto-Response: This email address does not process replies. You will not receive a response.

Should you have questions regarding your Twitter Developer account, please refer to our forums at TwitterCommunity.com.

Thank you

詰んでる感がある。まずい、やり方を変えないと、試しに他のアカウントで申請をしてみようとしたら現在ではもうAPIはv2となり登録するだけで使い始められる。知らなかったのでこれだけ苦戦したものが開発者アカウントとして開設できた呆気なさに今までやってきた審査は自分のアカウント分に適用されたのか??とも考えてしまう。仕組みがわかればほな今この審査につまってるやつをこちらで進めたらいいんじゃないかと思い、登録作業を進めることに。

新しい開発者アカウントは開設できず

さきほど、他のアカウントでさっと移動できた画面移動でも登録画面を開くと本人確認メールおくったからそれみて、といわれるも届いておらず再送ボタンを押すと確かにメールが届き、リンクをクリックすると以下の画面になる。

確認できたで。とあるが一切画面が変わらない。おかしいとおもい繰り返すとしばらく(15分)アクセスせんとってのループ。前の申請審査とのの兼ね合いだろうが挙動が明らかにバグなのでサポートセンターにスクリーンショットをいくつか合わせて連絡。

現時点ではもう新しい方法は諦めるほかなく、審査を白黒つける必要がある。あかんならあかんでこの新しい方法で進めればいいんやと思っていた。

恐ろしいメールが届いた

Hello,

This is a reminder that we still need more information to process your application for a Twitter developer account. Please respond to our previous email with all requested information within the next 7 days.

Please note, your application request will be permanently closed if you do not respond by that time.

Thank you for your interest in building on Twitter.

「リマインドやで、7日以内におくってや、もしなんもレスポンスないなら永久に君の申請は閉じるわ。」

完全にやばいメールきてる。さっきの理解でおるので返信が届いて審査が落ちてるのか、返信が届かずに落ちてるのかがいまいちよくわかっていない。リマインドでレスポンス求めてるあたり後者のような気がしなくもない。でも返信してもこっち返信しても無駄やでのループで嵌め込み状態。永久ゆうても今回の分だけやろ。とおもっていた、なんやったらややこしいから審査やめて新しい方で申請してほしい口実ちゃうかと、そう思いたかったが調べてみると過去審査に落ちた人は冒頭で書いたように一切申請すらできなくなってしまうことがある。スイッチ完全に入れて対処していくことに。

まずはこのメールに今回の状況とおそらく入れ違いやバグが生じてるだろうから具体的にどのようにすればよいのか助けてくれという旨の内容を返信。

そのあとダメもとで過去もらった英語の審査の質問文と日本語の質問文とに返信をする。すると両方とも自動返信のメールは返ってこなかった。あと重複メールになってしまう旨に加えて内容で落とされている可能性もあるので改めて他の方の例文などを見て精査。ここで改めて重要だとおもったのがツイッターの規約。 どうやら自動化などのあまり好ましくない文言などが存在するらしくそういった方針もツイッター規約を見ればわかるという情報があってなるほどとおもった。他の方でも例文通りに書いて見たくともけっこうあるのがAPIやプログラミングの勉強のためとある。でもビジネス目的や明確な利用法がある場合はそれを書いておくことが求められるのでコピペでは対応できない。個別具体的なことを書いておきながらも審査通過に必要な要点を押さえておきたいという方は例文の他にツイッター規約をみることをお勧めする。

開発者向け自動化ルールについて
https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-automation

機能としては提供してるし使用可能だけれどかならず押さえておなねばならない重要な点がいくつもある。内容は運営者の危惧する点としても理解できるしユーザーを混乱させないという意味でも最もらしいものばかり。例えば技術的に可能ではあるけれどの情報の取り扱いに注意するなどAPI利用者としての必要最低限のルールがあるので審査の内容に運営方法とどのようなルールがあり理解しているかを指し示せる方が良いと思う。簡単な申請で通ってる人もいるようだけれど調べてほってると審査が厳しいや落ちてる例も少なくない様子。質問文は定型文の使い回しで質問文を検索するとすぐ例文がヒットする。ここでわかるのが

If your use involves Tweeting, Retweeting, or liking content, share how you’ll interact with Twitter accounts, or their content.

ツイート、リツイート、いいねの使用が含まれる場合は、Twitterアカウントまたはそのコンテンツに対してどのような操作を行うのかをお知らせください。

この英語でも日本語でも質問があった箇所。もともと使う必要がなくあまり計画が定まっていない部分は使わないとすると申請内容との齟齬が生じるでできるだけ利用する可能性を残しつつ申請をしたいところ。でも規約をみると

いいねの自動化: 自動的にツイートをいいねすることは禁止されています。

リツイートの自動化: 他のすべてのルールを遵守していれば、エンターテイメント、情報提供、その他の新しい用途のためにリツイートや引用ツイートを自動的に投稿できます。リツイートの自動化は多くの場合、利用者の快適性を損ないます。そのため、リツイートの一括投稿や過剰投稿、スパム的なリツイートはTwitterルールで禁止されています。

と明確に書いてある。具体性と詳細を審査基準にもとめられるとわからずに利用方法を書いてしまいそうな点だ。するとよくよくわかるのはなぜ審査するのか?はこのような迷惑行為や悪用を避けたいから。運営者側が危惧するような最低限度のルールについて沿って運営をするつもりがあるかも試されている点もあるだろう。結局その審査にコストをかけるよりもAPIのバージョンアップ共により利用範囲を制限したもので登録後すぐ使わせる方針にしたのではないだろうか、結局申請内容に沿った運営をしているかやルール外の運営についててBan行為をするのも全員を審査したところでやらなきゃいけないことには変わりない。v2では門戸を広げつつも利用制限を設けているように頻度も書いておくほうがよさそう。botで投稿する。だと1週間に一回かもしれないし1日に一回かもしれないし1秒に一回かもしれず人間ではできないようなことができてしまうのでそのような点を考慮して書くと自然と具体性も高まりそう。

申請許可のメールが届く

再送したメールの後1日もせず返信があった・

Your application for Elevated access to the Twitter API has been approved!

Thanks for applying. We’re excited to share that your request for Elevated access has been approved.

Sign in to your developer account to get started!

嬉しい。このテンション上がってる感じのメールも嬉しい。

しかもElevated accessとあるので登録後にEssencialよりかは一つ上のランクのものになっている。現在のバージョンが登録ができないことをスクショと合わせてメールしたものへの返信もあったがそれで解決させてくれたのであればこのランクではないはず。おそらく再送したメールを見て審査をし通してくれたのだと思う。

ちなみに他にも7日以内の返信催促やどのメールに返信すれば良いかわからなくなってフォーラムで公開質問して解決してる人もいた。

https://twittercommunity.com/t/need-more-information-to-process-my-application-for-a-twitter-developer-account/155522

勝手がわからずいろいろ送ったり質問させてもらったけれどそれぞれへの対応に感謝。

ダッシュボードにも無事ログイン。

さいごに

自分が返信してなかったり、バージョンの移動期と重なっていたりこのケースと全く重なる方はなかなかいないと思うけれど、ツイッター上でよくみるbotの量や例文から安易だろうとおもいつつも意外と審査基準に苦心されていたり、返信内容も定型文でどう読み取ればよいのかやそもそも自分のように嵌ってしまった人の役に立てると幸いである。

きっと今もElevatedアクセスに活かせるポイントがあるのかもしれない。

ちなみに審査通過メールの後にこのようなメールがきた。これはこれでいくつか返信したり質問してる身としては入れ違いがこわいのだけれど、今のところダッシュボードに異変はなし。

審査復活メール

Good news! You’re eligible to request access to the Twitter API v2.

We’re reinviting a select group of developers (including you), who were not able
to create an account in the past, to get started with Essential access.

Get started

Essential access gives you immediate access to the Twitter API v2, including:

Build with new endpoints for Spaces, Bookmarks, Lists, hide replies, and much more

Take advantage of more powerful API features like poll metadata, Tweet annotations, and conversation IDs.

Integrate with OAuth 2.0 and finer-grained permission scopes, plus an improved consent flow for your end-users.

Get started easily with new, official Twitter API v2 SDKs

For most developers, Essential access provides everything you need to build with
the Twitter API. If you’re not instantly approved for Essential or if you’d like
even more access, you can apply for Elevated access.

うん。やっぱちょっと改めて見て落ちた人向けのメールは怖い。過去審査に落ちた人でもエッシェンシャルアカウントが開設できるとのこと。審査落選しても情報提供のために発信してくれた人たちもこれが届いてて救われてるといいなあ。