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自然との暮らしを分け合う友人

自然との暮らしを分け合う友人

ずぃめずぃめ。

梅雨にはいったといわれながら昨日までカラカラで清々しかった日中が、今日は久々の雨。

少し梅雨っぽくなりました。

 

今日は毎週その日の朝に収穫した野菜を届けてくれる友人の野菜についてです。写真は一番最近の野菜セットです。

 

かならず直接野菜を届けたいと一軒一軒回ってる農家いて、彼とは同じ大学のサッカー部で彼は就活をせずに、農家に修行に入って、足りない生活費を農作業の間のアルバイトで稼いで、今では自分の畑をもって自分の実現したいものを常に模索している。

彼の野菜を食べた時に野菜の味の濃さに度肝を抜かれたのを覚えている。野菜といえばサラダや前菜としてのイメージだったけれど肉クラスの主食級の食べ応えに驚き全く理解できなかったベジタリアンの世界を少し理解できるほどだった。実際彼らの野菜が食卓に参加する時に事前に伝えていなくても甥っ子や姪っ子がこの野菜美味しいと聞かれるでもなく、自ら発していた。そのあとの会話や、一次生産者の近い暮らしは食育にもとても良い影響があるのだろうと思う。

毎週届く野菜セットに彼の日記が入っている。それを読むと当たり前のことに気づき驚かされる。

野菜が今回の台風でダメになってしまった。鹿に食べられてしまった。今年は寒くて。。。

どれも自然との戦いであり、絶対に人間が操作できないもの。作物が自然の恵ではあるものの圧倒的な理不尽や力と日々暮らしている様を知ることができる。

何気なくスーパーで好きな野菜が変える今、一次生産者である彼の暮らしを知ることでそれが当たり前ではないことを知る。特に自然農法で、化学肥料などは使っていないのでその分、自然からうける影響は大きい。

今回もらった野菜の日記の一部を紹介。

「<最近のあれこれ>梅雨入りしたのに雨が降りません。早く雨が降って欲しいと思う反面、梅雨までに終えておきたい作業が沢山あるので助かってもいます。特に、大豆と黒豆は、例年梅雨の時分に用意するのでとてもタイトなスケジュールになり、今年は手が回らず、もうダメかもと半分諦めかけていましたが、雨が降らないお陰で、なんとか梅雨までに準備が間に合いました。

思うように野菜に手をかけてあげれず、失敗したなーとあたふたする事がよくありますが、そういう時の野菜は案外たくましかったり、そして天候とかも味方してくれたり、後から観ると結局なんともなかったって事が良くあります。そう思うと、あたふたするのは、自分にとっても野菜にとっても妻にとっても(苦笑)ストレスになっているだけだなーと思うのです。今年は、野菜の事も天候の事も失敗と思える事なども、もう少し信じて暖かい気持ちで関わっていけたらいいなーと思っています。」

なるほどなーと。

何年か前にシンガポールでお世話になった人が一度来阪した際に、「ひで、ちょっと気張りすぎじゃないか」と諭された事がある。その人は特にサッカーやフットサルの時に自分が感情が面に出るタイプなのを知っていたのと、自身の経験を重ねて言った。

「最初お店始めたときは借金もしてたし思っていたようになかなかうまくいかなくて、余裕が無くスタッフとの距離がすごいあった。」と、その人は柔和な人でいつも周りに人が集まってくるような人だったので意外だった。たしかに独立したあとに激痩せしたのは知ってる。「いつもスタッフにも怒ってた。でお店に訪ねに来てくれた友人が撮影した画像に自分が写っていて、自分でも見た事もない形相の自分が写っていたんだよね。みんなを笑顔にしたり喜ばせたいってお店やってて、しかもサービス業やってるのに自分がこんな顔してたらそりゃ近寄らなくなるよなって。絶対に一人では何もできないし、みんなと力を合わせなきゃいけない。きっとひでも今大変なんだろうけど、大変な時ほど笑顔で余裕をもって。」今書きながら思い出したけど「大変な時ほど余裕をもって」は名言やなあ。

その人自身もお店を始めるにあたって事前に余裕がなくなってしまうって孤立することは聞いていたしわかっていたつもりだけれど、写真で自分を見るまでは夢中で忘れてしまっていた。という話。

いえ、反対のことをいえばサッカーだって強いチームほど固い信頼関係の上での厳しさがあるし、大変な時や正念場では逃げずに真っ正面から苦悩し戦い、テストステロン全開で後に壁にぶち当たろうと乗り越える時期や個性・プレースタイルの違いはそれぞれにあると思う。なので自分はその性分ではないなあと思いつつも、それでも彼らのような逆境や自然などと相対した時の心がけや態度がその場が良い方向に向かうきっかけを作ってくれる大事なことなのだなーっと。実践は難しそうやけど時々思い出せるようにしとこ。

今回もまた最初に思っていたことと全然違うことを書くことになった。

書いててなんとなく思い出した格言があるので勢いで引用。

― 悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである - フランス哲学者 アラン「幸福論」

 

 

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