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ArtcodingLife

[Unity-ARKit]アマビエを街で召喚してみた

By 2020年6月9日7月 4th, 2020No Comments

前回Unityでゲームを作って、ここのサーバーに上げてみて。(ブログ:ゲームつくるためのunityを手に入れたhttps://hideyukiblog.com/?p=17399)ノリで書いたものの、しばしラスボスとは何か。をその後考えさせられた時期があった。

ラスボスおらんとクリアできへんやん。ラスボスてめっちゃ強いおもてたしそう演出されてるけど、数百万本売れてるゲームの多くで倒されてるからな。儚さ。

前回の自分のゲームだと世界観を無駄にして一つ目の敵が強すぎるが故に詰む他ない。ゲームの満足度にクリアはつきものでプレーヤーをいじめつつも心折れぬ様にその道筋をゲームの作り手はしっかりつくっている事実に考えさせられた。しっかりと「こいつてっき(敵)やで、悪いやっちゃろ!な!」と前フリとプレイヤー含めそいつを倒すことを目的とすることができる。「ターゲティング」が重要。

で、もし自分が現実の世界でラスボス的な役割を担うことがあれば標的にされたらたまったもんじゃない。人気ゲームでさえ皆その世界の主人公になって人生をかけてラスボスを倒すのに、現実世界で結集されたらたまらん。

クリアを目的としたゲーム設計と、クリアさせないゲーム設計。現実の世界を観察する時もかなり重要な要素だと思う、トレードなどでも学んだのでそれはまた今度。

Unity-ARKitでアマビエを召喚してみた

設定

今回はゲームを作ったunityでARを作ってみたかった。このブログの一番最後に完成してアマビエを表示した時の動画もアップしてある。

AR:拡張現実。スマホでカメラをかざすとあたかもその空間に存在するかのように物体が表示される。

Unityらに興味をもったのはゲームについて興味があったのはもちろん、UI設計や3Dモデリングにも利用される。この3Dのモデルさえあれば、ARやVRについてのコンテンツも簡単に表示できるやろうからまずやってみたい。というのがあったから。

調べると簡単ぽかったので、せっかくならこのご時世に出現して嬉しいものとしてアマビエを選ぶことにした。画像をダウンロードして背景を切り取って素材にする。

アマビエ:歴史的仮名遣:アマビヱ)は日本に伝わる妖怪。海中から光をかがやかせるなどの現象を起こし、豊作・疫病などに関する予言をしたとされる。 同種と考えられる存在にアマビコやアリエなどがある。

いくつか探して、簡単に取り掛かれそうな解説動画を見つけてトライ。

参考:【Unity AR】AR Foundation の導入:iOS編

3Dオブジェクトを2Dのspriteを使って設置。

参考:【Unity】スプライトで好きな画像を表示する方法 https://tech.pjin.jp/blog/2018/09/07/unity_sprite_image_display/

Build時にエラー

ほんでMacのXcodeからiphoneにbuild。

ここでつまづきまくった。もう動画やったら表示できてる頃合いやのに。

signingの設定なども済ませたはず。解決方法がピンポイントでは出なかったもののiphoneのbuildにはまって困ってる人の記事や質問はみつけた。

自分の場合はiphone側の設定が必要で、設定 > 一般 > デバイス管理から信頼するか聞かれるので検証済みへ変更。

すると開いた。夜中。アプリ起動には少し時間がかかると言われてたので数秒待つと「unity」のロゴマークが、さらにiphoneのカメラが起動された。おお。

夜中の初召喚

きた。

だが映らない。思い出した。2Dの設置のときUnityの操作よくわからんからいじくって設置位置がずれまくったからどこかにはおるはず。

初めてのAR操作で夜中にかわいい妖怪だろうとカメラでしか見れない世界を覗き込み見渡すために席を立ち上がる。自然と肩に少し力が入る。

たしかめっちゃでかい設定にしてたかもな。。恐る恐る後ろをiphoneのカメラを構えて振り向く。

おった。

めちゃめちゃでかいやつがすぐ後ろにドアップで出るのを恐れていたら、少しだけ控えめに右後ろの奥の方にいた。

これでわいの部屋に来ていただいたわけや。あえましたね。あらわれてくれてありがとう。

初めてのARでいちいち振り向かんと見えへんのめんどくさいなあとおもって、別の日にかざしてパッと来てもらえる様に位置を変えた。

ちかっ。

Unityで設定しても実際どうなるかわからんから心の準備は必要。

設定中。

納まりのいいところにいてくださっている。きっとこのオフィスもこれでもう大丈夫。

回復系、状態異常を直す系の魔法召喚をひっそりと行う。妖怪ではあるらしいので若干許可が必要かは迷った。

動画で公開

いろんな角度からみてみたくなったもののiphoneの明らかにカメラをかざして部屋中をうろついてしまうのでみなさんの迷惑にならないように外にでてその様子を動画で撮影してみた。

神戸で出会ってその2Dオブジェクトがいやアマビエさんがカメラ連動でどう映し出されるのか、すれ違い様や裏側はどうなっているのか。

アップした動画はこちら。

たのしかった。

Unity公式サイト: https://unity.com/ja