前回の続き。
『550円でマザーボードが買えたので初めてパソコン作ってみたけど失敗した話』
前回の失敗はCPUがそもそもマザーボードに合わない型だった。
そしてついに。
新しいCPUをメルカリで手に入れた。さっそくはまるかためしたくて前回の基盤を机に置く。
メモリは前回のままさしっぱ。CPUは。。。すんなりはまった。電源コネクタも挿し込む。
今回は記憶媒体であるHDDもSDDもない。過去の記憶ではパソコンがSDDに変わって劇的に起動が速くなったのに感動したのに、このタイミングで割高のHDDを買う気も起きなかった。そこで思い出したのはラズベリーパイに記憶媒体がなく、外からさしたSDカード上でOSも動いているし保存領域も確保されているのを思い出したので今回は基盤にさせるUSBメモリを使うことにした。
でもまだ専用のUSBメモリはない、まずはこの揃った CPU、RAM、電源で起動するのかを試したかったので我慢できずに主電源スイッチオン。
。。電源のファンが回り出した。映像出力も繋いでないので外からはそれ以外の変化はない。どこか点滅でもするのかとおもっていたけどそれらしきものがそもそもない。てかうまくいってない可能性も十分にあるし危なそうやから電源を切る。
CPUまで電源いってたんかなあと思って剥き出しの背面を指でさわってみる。あつっ!見た目に変化もなく侮っていたので熱さに驚いた。もう一方の手で包んで指を冷ましつつもそれよりいまこの基盤が実はうまく動いていたのかもしれないと思い始める。
HDMIコードを引っ張り出しテレビにつなげる。
え。つくやん。黒い画面やけど。とりあえずメモリは検知している。しこの画面動いてるってことはCPUとかも動いてるはず。
F1: Boot
ようわからんけどとりあえずF1 押すことに。てかそれ以外選択肢もないし。
また画面が変わって黒い画面に英字が続く。
キーボード叩いても同じ表示が繰り返し増えていくだけ。
エラーを読むとbootするやつがないねん的なことが書いてある。まあ心当たりはありまくる。bootする用のUSBもなんも用意してへんもん。
がちゃがちゃやってると
いやっ。CPUテスト合格ゆうてもうてるやん。
ハードドライブはなんのことかわからんけどおそらくUSBメモリ?
ようわからんけどここまで来たらあと少しで行けそうな気がするので新しくUSBを購入して起動用のUSBメモリ(LiveUSB)を用意してLinuxOS(Ubuntu)で起動できるか試すほかない。
USBメモリは中古ではなく新品を購入することに。OSの分と他のアプリも入れて保存領域も用意するために多めの64GB。蓋無くしそうなのでノック式で1340円。ハードオフ中古USB1GB 550円よりかはるかにマシ。
きた。うまくいけばUbuntuが起動されるUSBになるのでシール貼り。
USBが届く前や夜な夜なLiveUSBの作り方を調べて挑戦。ここについてはまた別途書くかも。
結局わかってなかったのはRufusというソフトを使ってやるのだけれどそれはWindows環境での作業になるということ。いつもMacで作業してるのでパソコンを持ち出しWindowsで作業。セパレーションを行い、UbuntuOSを起動するためのファイルの箇所と純粋にデータを保存する場所を用意したものを作成。
ちなみにOSはWindowsやMacなど親しみのあるものではないものの無料で使用させてくれるものがあり今回はそれを採用。もっと軽いOSもあり本来はそれを使うべきだとスペック上うすうす感じつつも王道のUbuntuをまずは試してみたかった。とりあえずUbuntsuであればHDDやSDDがなくともUSBメモリを同等の記憶媒体と認識してOSを起動してくれるはず。
さあ。これでCPU・RAM・電源・マザーボード・USBメモリ(OS起動用兼記憶媒体)が揃った。本来であればあの黒い画面から読み込んでOSを開けるはず。
550円でひろったマザーボードに仕様はあわせたとはいえこんな簡単なパーツでつくれるはずないやろとおもいつつ。
スイッチオン。
結局最初はあの黒い画面。同じくF1:BootでF1キーを押す。
ん。
おいおい。なんかシンプルやのにすでにかっこよさがでてもうてる画面でプログレスバーが進んでるぞ。
たしかここからいくつか設定を行って開けるようになるはず。でも結局その設定画面は現れず。
いきなり。
きたー。
かっこえ。でも。。。
興奮してそうちゃくしていたマウスを手に取り動かし始めるもごっつ重い。。
古いパソコンにLinuxとは聞いてたけどこの王道Ubuntuはこの2Gメモリではやはりうごかないのか。
これだと使い物になるレベルではないとショックをうけつつ触っていたところ数分もせず強制シャットダウン。
なんの前触れもなく主電源から落ちている。
この急に電源が落ちる現象はこの作業前からも確認していて再起動がしばらくできないことや原因を調べているうちにおそらくCPUの温度が熱くなりすぎたことによる強制終了だろうと考えた。現に火傷レベルで熱かったし。折角この画面まで来たのだからと再起動してトライするもやはり激重ののちすぐ強制終了。
なんもできないし。ほかになんかしようとすれば確実にまただめになるだろう。今回はここまで。
今回学んだこと
実際にHDDやSDDがなくてもUSBメモリでもOSを起動させることができる。
もともとのマザーボードの情報を調べて条件さえあえばパーツ組み合わせて動かすことは簡単
OS起動前のBIOS画面操作。動作における各パーツの重要な情報を獲得できる。
Ubuntu激重説
結果と次のアプローチ
前回CPUの型番がそもそもちがったのでそれを取り替えてUSBを新調したところなんとOS起動するところまではきた。
でもこのすぐ落ちる現象をどうにかしないと前にすすめないし、起動ゴールやったもののあまりにあっけなく強制終了されるので達成感がない。
次はこの現象についておそらくの原因であるCPUの温度を下げるためにいままでは避けてきたCPUクーラーを取り付けて試してみることに。
メリカリを見てもそこまで安くはなく。やすいのなら新品でも良さそう。でも動けばいいだけでなんとなくまた金額は低くしたいのでハードオフチェックをしにいく。
一応すすんではいる。