自分でビジネスをしている友人と話していて、
チラシやネットから新しいお客さんから連絡が来る際にどうやってその数を計測をしているのか?
という話になりました。
方法はいろいろあると思います。
それぞれ流入元のキャンペーンに差別化を行ったり、
ネット広告の場合は分析ツールでタグづけを行う、
お客さんの方からどこで見て連絡したのかを申し出てもらう。など。
新規の顧客獲得にはどんな業態であっても広告を主とした時間や経費がかかるものだけれど、
お金をかけている割にその費用対効果がわからないということはその友人に限らず
普段の会話でも思い出してみると「とりあえずやってる」ということはよくあるようですね。
で逆に、数がある程度把握できたり記録として残っていけると、
いくら広告費をかければ大体これくらいの電話申し込み・問い合わせが見込めるだろう。とか、
数値をもとに広告媒体選びや、広告の内容をよくすることで問い合わせ率をあげることができるか。
などの自社独自のマーケティングの記録を作っていけるので便利やなあ。とおもっていました。
そこで気Twilioの存在を思い出しました。
電話を利用したプログラミングが可能で、
普段電話の2段階認証でパスワードを入れた後に携帯にメッセージがきたり、
自動音声の電話がかかってきて、その電話にでるとパスワードがきけたり、
どこかに問い合わせると自動音声が流れて問い合わせ先を番号で答えさせる。
なんて経験はみなさんもおありだとおもいますが、そんな機能を作ることができるものです。
存在を知ってはいましたが、今回そんな友人との会話で興味が湧いたので、
会話が終わったあとに触ってみると、
トライアルで簡単に電話番号が発行でき、自動音声の文章をネットで上げることがすぐできました。
ですので、ここにその電話番号を期間限定で公開してまいます。気が向いたらこちら番号消します。
こちらの番号にかけても私はでません。(代わりにTwiML文書というものを用意して、そこに書いたセリフを自動音声が読んでくれています。)
最初にアナウンスとして「twilioをご利用いただきありがとうございます。アップグレードいただきますと〜〜〜いずれかのダイヤルキーを押してください」と流れるので何かしらを押すとメッセージが聞けます。
ここまでコーディングなどは必要なく、文章の部分だけ変更したファイルを自分のサーバーにアップしました。
機能は多岐に渡りますが、とりあえず仕組みが面白かったので書きました。
そういばシンガポールにいた時もどこぞの保険会社からSMSが流れてきたし、
外向けに電話を自動でかけたり、自動音声で案内をすることができるので、アウトバウンドコールや営業ツールとして利用することもあるようです。
その一方で電話で自動音声を利用した詐欺を取り上げたテレビ番組も思い出すと、
こんな技術が使われていなくもないのかなと。
アナログだと思っていた電話とネットの手軽な融合の可能性を楽しく感じる一方で、
便利な世の中になっていく分に悪用する側もより高度になっていく現実を少し知った感じがしました。