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Sporttraining

伸ばして縮めるだけ

By 2018年11月11日No Comments

なんや芦屋西宮浜でまた花火打ち上がってる。
少し前にも浜らへんにいるとかなりド派手なのがあがってた
夏の大会とは別に。
このエリアにはそんなに花火とお金と愛情が余っているというんか。

最近ジムトレーニングの頻度は1ヶ月に一回や2ヶ月しない時もある
時々ストレス発散とマッサージ代わりに行く程度

首を横にふると顎にくの動員が増えているのはうすうす気づいていたものの
先日外食が続いたときに体重が自分の中での大台を超えたので
慌てて有酸素運動としてのフットサルを連日、トレーニングの頻度をすこーしずつあげる。
食べる量は減らさないパターン!!

慣れてくると面白くなってくる、徐々に負荷を求める自分とトレーニング後の疲労の跳ね返りも少なくなるので
積極的に行きたくなってくる。

体重増加の他に、友人と一緒にジムトレーニングをした時に、
友人が効果を感じて目を輝かせて(ハイになって)いたのを間近に見ることができたのも、
楽しみを再確認できるきっかけになっていたと思う。

で、

その友人との会話のやりとりやジムに出入りするようになって
横目で周りを見渡して
「あーもったいねへぇ。。」
と思ってしまっている自分がいる。
そこでタイトルに戻るのだけれども、
そもそもトレーニングによって体を少したくましくしたい場合は
体へ刺激を与えた自己治癒能力の反射作用によって改善を図っていく。

ジムトレーニングのだいたいはマシーンやそれ以外のフリーウェイトゾーンで、
特定の筋肉の収縮と伸展(ストレッチ)の可動域に
重りという負荷を与える
というシンプルな構造。
基本的なのは

可動域の広さ x 重さ x 回数 x セット数

ほんで狙ったところにどれだけ刺激がはいってん!

てことが大事。

重さを増やして回数が減る神経系トレーニング
重さを減らして回数が増える持久系トレーニング
可動域をどうのこうの、の枝分かれや目的はそれぞれにあるものの
それが基本。

特定の筋肉を伸び縮みさせてるか

さえ実践できていれば効果が出ないはずがない

もの食べたらトイレ行きたくなるのと一緒。
息止めたら苦しくなるのと一緒。
つねったら痛いのと一緒。
生理現象

するともったいないと感じてしまうのは
意外とここらへんを理解してる人がまだ少ないのかなということと、
マシーンは特定の部位を狙って負荷を与えやすいはずが、
本来の目的とは違うところを動かしてる人が多い。ということ。
特定の体の部位を動かすことを目的としたマシーンを
マシーンを動かすことが目的となっている人が多い。

背中や胸を主に鍛えるマシーンで
肩がすくみあがって、腕だけ動いてるパターンなど。

意識していれば改善できるものの、
学生時代に部活をしていた自分が
社会人になって教わるまで知らなかったように、
その機会には恵まれなさそう。

個人よって目的は様々なため
聞かれないとトレーナーも応えなかったり、
そもそも器具の使い方もあまり知らない人も実は結構いる。
自分自身教わるまでは
やりたいようにやりたいのと人見知りとで声かけられるのが嫌だった。

ネジが外れたようにむきむきになろうとしてると人は
その目的意識の強さとアンテナから
勝手に量が質が凌駕するだろうというのが感じ取れるものの、
ほとんどの人がそうではないはず。

健康的な若い人がジムにいる場合はだいたいが
向上心があって真剣にやる人が多く
あまりパフォーマンスが上がってなさそうな常連さんを見ると
トレーニング頻度とメンタリティから一緒にやれれば
かなり変わるだろうなと思ってしまう。

真面目で謙虚な人ほど教科書のような方法や
窮屈なやりかたに沿って苦行のようにやりこなす。
なのに特定の部位を本人もおそらく動かそうとせずに
一生懸命しているのを見ると
少しだけ胸がいたむ。

あまりジムでのトレーニング経験のない友人とやるときにも
鍛えたい部位を明確にし、そのための姿勢と、
「伸ばして縮める」の説明を、きっと「またいっとうわこいつ」と思われながら
繰り返し伝えて行く必要性を改めて感じた。
寧ろ自分は入門編の知識しかないので伝えられることはそれしかないか
かなり限られるが、
それでも大きなポテンシャルを秘めている部分ではあるし、
効果や実感を得られるようにする自信がまあまあある。

もし3本目の腕と手が生えてきたとしてせっかく便利そうなんで有効利用しようとした場合
まだ神経の通っていない箇所をあれやこれや動かして実践を通じて学べばよいものを、
熱心で知力もあり既に多くのことを知っていても、
腕を動かさずに、ただひたすら芯をくわずに文字を追ってしまっている人もいる。
簡単でシンプルな芯さえくってないとせっかくの情報量も役に立たない。
自分でどんな例えやと思いつつ
今まででは考えのおよびつかないような自分の体の新たな知覚を発達させる作業が
トレーニングにも実際ある。

一方で、
ボディビルダーなどのコンテストを目指すような人は
メンタルの他にトレーニング知識でなく栄養学から解剖学まで
極端に体を追い込みも減量期には食欲をコントロールし続ける、
長年蓄積された日々の研鑽は話していると学者や研究者であり、
アスリートでもあり自分の体を作品とする芸術家でもあるなと感じる。
もれなくフォームが綺麗で、時にマシーンを説明と違う方法で使っていたとしても
特定の部位を合理的に動かしていたり、
技術力と経験値でもってもはや特定の部位どころか筋繊維単位で効かせるポイントを変えようとしている。
たとえ目指してはいなくても効果的なトレーニングの見本として横から見るだけでも学べる。

彼らやジムトレーニングが好きということだけで
筋肉バカだと思ってる風潮があるということは
まだ一般的なトレーニングの知識の高が知れる。

ほとんど意識したことないけど人生100年時代。
根本的な解決にならない治療ばかりにお金と時間をかけてばかりいないで、
基本的な使い方くらいは学生時代に必修科目にしておいて良いとさえ思う。
まわりの若くて健康な体を持ちながら
肩こりや腰痛に悩む人が多く、トレーニングがまだまだ一般的になっていないことについて、
ジムに行き出すと触れる機会が多くなり思い出すことがあったので久しぶりに書いてみた。

また他に共有したいなと思うのは
桁がいくつかかっ飛んでるような高級トレーニングジムで
理学療法士として働いていたカナダ人のトレーニングスタイルが面白かった。

今日なにすんの?と聞くとまだ決めてないよ^^と答える。
彼はいつもトレーニングメニューを決めずにジムに来る。
そしてビュッフェで食事を選ぶかのようにダンベルやマシーンを眺めては取り組んでいた。
その理由を彼が教えてくれたのはメニューを事前に計画する時点で脳が疲労を予見し備えるために、
刺激を「驚くほど」はいれられないからだと、そして
目をカッと見開いてニヤと歯を見せて
“Shock the muscle!”
と声を張った。

その時は大事なこと言ったっぽいのに聞き取れず、
聞き返すとそれはアーノルド・シュワルツェネッガーの名言らしく、
決めたところで聞き返してしまったのと
「え、知らんの」てな具体でせっかくの威勢も消えきょとんとさせてしまった。

上級者になるとルーティンメニューによる体への負荷を経験から熟知してるがゆえに無意識に備えてしまう。
筋肉だけでなく脳や神経から含めて「どう刺激をいれるか」にフォーカスした話であり
それが全てなんだと言い切った彼の体はぼっこぼこのもっっこもこ。その体がこのスタイルでも十分に結果をだせることを物語っていた。
ちなみにシュワちゃんはボディビルの世界1位・世界最高峰のミスターオリンピアに7回なっている。

そういうスタイルを知ったことへの驚きと同時に、
何キロを何回何セット「しなければいけない」という自分の中にあった無意識の制約的な考えとは違うスタイルを学び、
メニュー組んだ時よりも今この瞬間の体と相談して決めたいという話にも共感するところがあった。

個性によっても回数が多いことを何も感じない人もいれば苦痛に感じる人もいれば
遺伝の影響もあって感じ方は人それぞれ。
教わる機会も少なく、画一的な教科書に書いてるような方法論に縛られがちなものの、
カナダ人の彼のスタイルやいろんな人のスタイルを見て、
思っているよりかはトレーニングはもっと自由なんだなと。

トレーニング頻度が減ったとしてもストレス発散やマッサージ効果を期待できているのは
その考えを自分がもっているのが理由。

体の健康に直接的に働きかけることができるし、
少し考え方を変えてみるとトレーニングももっと面白くなるやも^^

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