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FRB平均2%の物価上昇率を目指す・安倍首相辞任

By 2020年8月28日No Comments

コロナで株価が上がっているのがとても不思議だったのでメモしたブログ

その後価格が揉むことなくすぐ史上最高値を更新していた。

アメリカGDPが-30%超えだとか貧富の格差がさらに拡がるだとかが問題視されてる矢先に

8月27日日経「FRB、「物価2%超」容認決定 ゼロ金利維持へ新指針」

度肝を抜かれた。平均なので下回っていれば上振れも許容するとのこと。

短期的の話ではないだろうし前のブログの続きとしてメモしておく。

次の日にモーサテ堀古さんの示した「コアPCEデフレーター」聞いてさらに度肝を抜かれた。

コアPCEデフレーター

米商務省が毎月末に発表している個人消費の物価動向を示す指標。
個人消費支出(Personal Consumption Expenditure)のデフレーターで、名目PCEを実質PCEで割ったものです。消費段階での物価上昇圧力を測る尺度として用いられます。PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものを「PCEコアデフレーター」と呼び、FRBが最も重視している物価指標として知られています。同様の指標に消費者物価指数がありますが、PCEデフレーターの方が調査対象が広いため、実際の物価動向を反映しているとされています。
https://www.daiwa.jp/glossary/YST1992.html

FRBが最も重視している指標。

グラフ引用元:https://www.mql5.com/ja/economic-calendar/united-states/core-pce-price-index-yy
情報リソース:アメリカ合衆国経済分析局 (Bureau of Economic Analysis)

6月で0.9%。全然足りてない。2%が平均で超えることも許容できるって話でみてその付近にあるのかとおもったけど、これからどれだけの期間と量が必要なのか。とんでもないことになりそう。

日本の消費者物価指数はどうなのか気になったので見てみた。上のグラフと同じ様な期間で出してみる。
日本全国消費者物価指数対前年比
日本全国消費者物価指数対前年比

舐めんなようらぁ。こちとらマイナスも許容しとんねん。

書いてたら安倍首相が辞任されるそうで。感染症で実体経済は大幅に縮小する中、金融が特別な対応で史上最高値を更新し、世界情勢へも影響が出そうな雰囲気にも。

相場では株価が下がって円高になっている。こちらもメモ。

日経225安倍首相辞任
ドル円安倍首相辞任