マッスルアップがやりたい
マッスルアップをしているのをジムで初めてみた時は度肝を抜かれた。
懸垂の姿勢から始まって、顔をバーに引き上げるだけでなくなんとそのまま上体が完全に棒を超えてしまうのだ。
その方はそれを何度も繰り返し時にまったく反動を利用せずにやって見せた。
そのような動きを想定もしていないので懸垂用バーの上を超えると上体が天井に近くために背中に天井が重なるような状態に。
みた時は何が起きているのか全然理解できなかった。
そしてその場でやってみるものの、何度足掻いても全くできる気配がない。完全に別次元であることを悟り諦めた。
もともと懸垂が不得意なもののぶら下がって全くの一回もできなかった頃と比べると数回はできていた時だったのでとてもショックだった。
懸垂をやると背中に効くものの、その痛みで仕事や私生活に支障をきたすのでどうしても避けてしまう。
それに当時懸垂の一回でもきれいにできる人は意外と少ないのを知って一回でもきれいにできる人がいればジムのお客さんの中でも普段からよく体を動かすアスリート気質な人であることがわかったつもりだった。
なので必死の一回どころかバーを上体が飛び越えてしまうのをみて、目ん玉と度肝が飛び出そうな思いだった。
それから数年。
懸垂をやる機会もなく体重が70キロを超えてしまい、一回できるかどうか。
自分の人生でやりたいことを書いている内に、バラバラに考えていたことが意外と点と点でつながっていることがわかった。
仕事の生産性においても心身ともに健康であったり、
残された人生で自分の健康な体で遊ぶのは最高な贅沢である。
ぼんやりとでもフットサルの目標を立ててみたり自重を扱う指標の一つにかつては絶対に無理だと諦めたマッスルアップを目標にしてみることにした。
マッスルアップの達成目標は反動をフルに使ってでも良い。懸垂の姿勢からどんなに不細工に足掻いてでも上体をバーの上に持っていくこと。
初めてマッスルアップを下からみた時のように、あのバーの上で眺める景色がみてみたい。さぞ達成感を得られる景色なのだろう。
目標達成までのマイルストーンを立てるために調べてみると
懸垂が10回レベル・ディップスが10回できるレベルあればあとは技術の問題だとある。
また懸垂の回数を稼ぐのに最も簡単シンプルなのは回数を増やすためのトレーニングもしかり、まず自重を減らすこと。
納得する理由でないと自分をモチベートできないのでそういう動機があると
ダイエット目標にも都合がよく、フットサルのパフォーマンスにも都合が良い。
健康であることがメンタルへもプラスの影響を与えるだろうし、その他メリットばかり。
前このブログで71kgまでいったのをたしか書いて、少しずつ8月ぐらいには64kgまで落としたものの出張が3週間ほどあって外食の暴飲暴食となり現在67~68kg付近。
ジムは避けたいのだけれど公園に懸垂バーがなく、公園らしきところを見かけてはできそうなところを通りがかりにチェックする日々。
フットサルの時に不安定で持ちにくいゴールポストにしがみついてやったりする。
他にやれることがあっても何かのついでできる範囲だけでやってると、今回みたいに体重が増えてしばらくやらなかったり目標が近づかないのでまずは期限を作り年内にできるようにする。
すこし整理とエンジンかけるために。ブログに書く。
ディップスについては全くトレーニングしてないけど多分できるんちゃうかってのとまだ手首がかえる気配がなく、
ディップスの壁にぶち当たってないので今は粛々と懸垂をフットサル中に気が向いたほんの時々やっている。
世の中の公園は遊具だけでなくて大人が健康になるような仕組みができればいいなと切に思い出している。
設備投資は周辺の住民の健康レベルをあげられたり予防できること大したことないやろうし。
健康目的で公園来る人がちょっとでも増えればすこし治安もよくなるんちゃうかな。
最近できなかったので再開。懸垂はその日によるものの5回前後。
あのジムに行き始めた時の初めて懸垂しようとした時に微塵も腕が曲がらずただぶら下がりもがき揺れることしかできなかった懸垂バー。
それからも拭えない苦手意識に自分の中でひとつの終止符とするために、マッスルアップを目標とする。
あの自分を跳ね除け続けたバーの上に上体を起こして腕が伸ばせた時の克服感、ねじ伏せ制覇した時の景色の高さを想像して興奮する。