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Life

ひきこもりがひとり山へレンタカーを借りて旅立つ話ー初日から翌日

By 2021年10月7日No Comments

朝ゴミ出しにふと、そういえば外でて歩く感覚が少し新鮮で昨日や一昨日外でてなかったことに気付いたりすることがある。

元をとれるものだけを買うようにしていると、心のそこから疑問として旅行にお金を使える人が不思議でならない。

手の届く範囲に面白いことがあるし、近場で遠出する費用があればかなり充実できる。

自然を感じることや森林浴で気分転換するならわかるけど山に登る人の気持ちがよくわからない。

 

でもそんな自分が仕事の環境を変えるべく、山にひとりでレンタカーを借りて来ている。昨日の22時過ぎについて今日が2日目。

 

お金もかかるのでずっと後回しにしてきた。レンタカー、ガソリン、移動費、そのほか諸々。

かといって行った先が快適ではなく山なのでどちらかといえば不便、作りもサバイバル寄り。大きな山の途中にある山荘をイメージするのが近い。

ネットは繋がるんだろうか、電話はつながるんだろうか、長距離の運転ができるのか、子どものころはめちゃめちゃ寒かったり煙さや辛かった思い出が多い。

それでも前から来てみたかった、山の中で滞在してみて感じることをいつか余裕があればやりたいと。人生にやりたいことのリストインしていることなので、もしネットが十分ではなくても前から読み進めるべき本などをもっ思い切って合宿することに。

レンタカーを借りて1週間分の用意を家に取りに帰る用意ができて出発したのは12:27。インターチェンジに3回降りて休憩。明日行く予定だったスーパーがまだ開いてたので買い物して、高速から国道、山道ひたすらすすみ目的地について席についてストップウォッチを止めたのが22時32分。

途中。工事中で行き止まり看板があったり、坂で進まずバックするんちゃうかとおもわされるようなエンジン音、暗闇でgooglemapにもない道で迷う。目的地ついて、水やガスのセッティングなど自分にはかなりのハードモードだった。でもこれも慣れなんやろうなあ。

道路に時々ある電光掲示板には気温がでてたりする。冬は凍結するので重要だろうし、所々にチェーン着脱エリアがある。国道にはいって山が深くなると電光掲示板の気温も20度を切っていく。どんだけ寒いんやろうと思っていると到着場所の山小屋でも17度前後はあった。ばたばた作業していると寒くはない。

遅いけど火を起こして何か食べたかったのでスーパーで買って来た肉を焼く。夜は寒く感じたので暖炉に薪を焚べて寝ることにした。だいたい夜中2、3時ごろ。

翌朝10時過ぎに布団から体を起こして動き始める。気温は19度前後くらいありスウェットがあれば大丈夫なくらい。焦がれていた朝のオレンジジュースとベランダのホットコーヒーで決めた。

すす煙が舞うので帰る頃にはいろいろ汚れてそう。煙たさでアレルギーでるのも再確認。換気しつつ水分補給。

海外行く時もせやけど、慣れない場所やといろんなことが大変。ただその刺激も成長の糧になることが多いはずなので滞在日記を書いていく。

ネットはdocomoやと4Gで十分な速度が出るみたい。(執筆時点12時で40Mbps)容量無制限でテザリングもできるのでどれだけいつもの仕事をして問題がないか、また別日の出張に支障がないかも調べていきたい。作業場から電源が少し遠いので人が増えたら尚更延長コードが必要。

どうやら昨日設定した水の設定がよくないので変更作業。風で揺れた木の音やところどころで物音が小屋に響くのが明るくなってそこらじゅうにどんぐりが落ちているので合点がいった。

虫はもちろんたくさんいるけどもっと無数にいるのを想像していたのでそれと比べると少ない。気温もちょうど良く夏だけでなく10月でも全然心地よかった。

夜着いた道中もそうやしついた後の荷下ろしから暗闇の作業で自然の迫力も相まって2度と夜に来るものかと心から誓った。そうたしかに誓ったはずなのに翌日の明るい緑と平和な微風を聴いてると全然平気が気がする。

今日真っ暗になったらまた印象が変わるのだろうか。(トトロで序盤暗くて台風前に揺れる木々や物音が怖くおもえるシーンを思い出す。)

仕事のタスクいくつかやったら後は登山計画書を書いて御嶽山登頂の準備を進めたい。

出発〜道中休憩

普段から車運転してる人からしたら当たり前だろうけど、慣れない長距離運転なので無理せず休憩をこまめにとった。家から外でない自分からすればすでにもう非日常。

たまたま撮影してからタヌキの後ろの松が綺麗なのに気付いたけど天然記念物にも指定されてるそう。

車で30分圏内のイオン

スーパーが珍しく夜遅くまで開いているので来てみたらかなり大きい。生活雑貨含めてなんでも揃いそう。収穫。

火を起こしたいのと焼きたい願望があったので夜遅くについたもののインタンスラーメン的なものにはせず火を起こして攻めて焼く図。あったかく寝たかったのとさっき使った薪の再利用兼ねて暖炉を利用。

寝る前に部屋の電気を消して木の合間の空を見ると星が多い。

午前中の様子。気温18度強。起きるのがおそかったのか大体扉を閉めると翌日も火種がのこってる記憶だった。だいたいその火種を利用して再燃させていた。大きめの薪も跡形なく。気温を高くしたかったので開けた通気口部分を寝る前にもうちょっと閉めておくと長持ちしたのかも。

外で食べるもんはなんでも美味いはず。パンの予定で買い込んだけど最近食べてなくて米がわりに持って来たオートミールでとりあえず正午を超える。