hideyukiblog | 個性が強みとでるか弱みとでるかは○○による。
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個性が強みとでるか弱みとでるかは○○による。

個性が強みとでるか弱みとでるかは○○による。

生物について、進化について何も詳しいわけではありません。

友人が理系の学部に進み、それからずっと生物化学の研究をしていて、

さらに研究と開発を生業としている人間との会話の話です。

 

本音でしか話さない楽な相手で、専門性の高い話をわかりやすく話してくれる。

ips細胞の話や、理研のOさん騒動の話、遺伝子情報のビッグデータ解析の話やら、今後の遺伝子研究の行く先について、などニュースで聞く話を彼が直接関係していなくとも研究者としての彼の立場や普段から最新の論文などに触れている専門家としての視点からの意見はとても面白い。

しっかりしとんなあと思うのは、仕事ぶりの話はしても機密の問題があるので自分の研究についてはほとんど話さないので、初対面の人に話す一言二言くらいで表現できる大まかなことしか知らない。

化学関連の聞くと、下手に宗教や道徳の話をするよりも合点が行くし説得力を感じる。自分が興味をもたなかった化学関連について、いくつか合点のいった話や、今後の自分の考えの根幹ともなり得る話があった。

前提として、ここにある表現は彼の研究者としての立場ではなく、私に対してわかりやすく表現していることや、私の理解力の問題や聞いて時間がたっているので正確ではありません。

その個性が強みとでるか弱みとでるかは「環境」による。

神戸から和歌山の海に車で行く道中、衝撃が走ったのを覚えている。その時の話をいくつか。今回は個性について。

会話をしているとめっちゃ気になるけどいつしか忘れてしまった思春期の、「なぜ生きているのか」「本能とは」のような大事やけれども答えの出なさそうな問題をまた思い返すことができる。

その友人は「個性」を重要だという。生物は子孫繁栄のためには同一の種であってはならず、いろいろな個性を持って生まれる必要がある。多様性がないと気候変動なのか、疫病の蔓延なのか、外的環境の変化で一気に絶滅する恐れがあるからだ。例えばそれは現代社会において優秀性や劣等性をいわれるものであっても、時代が代わってみると劣等性と思われていたものは病気や身体的な障害が例えば多くが死に絶える氷河期には生き残る要因・個性かもしれないという。

ふむ。なるほど。。そういえば自分や相手を判断する場合の価値基準は今の社会でもって作られてるなあ。でも生物学的観点からすれば私たちが大事だと考える常識や社会的通念などはいったんおいておいて、数億年単位での時代の流れがあって、氷河期の例えがすっと出てくんやろうなあと思いつつ、人間社会の中だけでも現代と戦国時代や狩猟をしていた時代と価値観は違うし、イケメンや美女の定義も違う、よく映画や漫画のワンシーンで荒くれ者の人物を説明するナレーションで「生きる時代が違えば彼もその時代の英雄であっただろう」なんてシーンを思い出しつつ聞いていた。

ヨーロッパで流行したペスト菌に耐性があり生き残った人は寿命が一般の1/3ほどしかない。やはり健康寿命は一般的に長い方が良いと考えられているが、その時代ではとても貴重な遺伝子だった考えられる。一方で医学の進歩によって寿命が人より短い遺伝子を持つことを生まれる前から知ることができ、産まないという選択肢が生物の多様性にたいして人間の自らの判断によって狭められるということへの議論や倫理の問題が上がっているそう。

この生物学的視点は長い時間を経て存在する生物としての自分たちを知る上でも役立ちそうやなあと思った。それに他人のこと自分のことと、きっぱりと分けて整理してある種サイコパスで合理的な彼の考え方を少し身につけておく意味でも興味が湧いた。ちなみに彼自身はゲラでアウトドア派のアクティブな面を持ちつつも人間味を持っておきたいという少しの焦りを持つキャラクターである。

個性の多様性にはそれぞれ必要性がある「役割」として考えるからこそ、彼は仕事などにおいてもある仕事ができないという人と考えるだけではなく、同時にある他の仕事をする能力がある人だという考え方をもつ。人の持つ可能性をというものを自分に対しても他人に対しても探っていきたいと考えている自分としても得ておきたい考え方だった。実現が簡単ではない場合もあるだろうけれど。

個性が強みとでるか弱みとしてでるかは「環境」によって左右される。

らしいです。たしかになー。なるほどなー。自分がおもろいなーと思って相手やまわりにも楽しんでもらえる場所もあれば、心の底から帰りたいと思う場所があるのはみなさんにも経験があるはず。

学校で劣等生だった人が時代を代表する小説家だったり弁護士だったり起業家だったり芸術家になるのはもうあるあるの話。ある人が「起業する人は社会不適合者」と言い切ってはったのも印象的。単純化させて「みんないっしょ」だと思えれば楽やけど、実際に人に理解してもらえない悩みを持つ人が多いとバラエティ番組の「探偵ナイトスクープ」から水族館が怖い人やマネキンに真剣に恋する人、花恐怖症の人や納豆になりたい子、などなど切実で猛烈に秘めた思いを番組に依頼して実現してる人たちを見て、いろんな人おるなあと笑いに変える番組ですが強烈で崇高なドキュメンタリーだと思っているし、外見でもわからない人の多様性を垣間見ることができる。たまたま番組を放送している会社の方と話す機会があって素晴らしい番組だと思っていることを伝えると感謝を返されるとともに「我々命かけてますから」と誇りをもって答えていた。

こと自分としての教訓としては、自分の能力を発揮するために環境が大事なのであれば、どの環境を選べるかは死活問題である。もしかすると起業する人というのは常にその事業やチームなどなどについての「環境」を選び構築する人のことをいうのではないか。とも思った。

職場で悩む人や現状に異常に不満を感じる人は打開できそうになければ「環境」を変えることが手っ取り早そう。本人や所属する環境からすれば一見「逃げ」に見えるようだけれどさっさと環境を変えた方が生産性の問題も本人の充実感も変わるのでは。現にそれから目を背け続けることで健康面にも影響が出てしまうケースもある。

数年前にどこかで得た知識か出典元を忘れてしまったけれど、驚きだったのが金融業界のトップトレーダーが普通の転職では起こり得ないような給料や移籍金をもらって転職をした際も実は転職前以上に成績を残すことがほとんどないそらしい。

転職前にあって転職後に変わったものはもちろん環境であるが、この本ではチームワークの重要性を説いていた。

当人の成果は個人だけで発揮されたものではなく、そのチームによってなされている。ということだ。思えば今はアウトソースを含めたチームまるまるの採用もあれば、買収もある。自分が面白いと思う芸人さんには彼らの信頼する長年のスタッフが存在し、サッカーでも監督だけではなく、コーチの付随もあるし、いろいろ「個性を生かす環境」としてチームという単位はとても大事な要因なのだろうと理解がある。

その上で、シンガポールで生活していた間に覚えた数少ない英語の中で今後も使える大事な単語だなとおもったのが「ケミストリー」という言葉。日本語訳すると「化学反応」転職市場でよく使われていたのだけれど、恋愛話でも使われていた。スペックだけではなく、足し算引き算でもなく、有機物としてチームやパートナーを探す視点も欠かせない大事な点だと思う。

この話を自分と他人の個性を発揮する上で一つのヒントにしたい。

 

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