いちおう、振り返りを
前回前々回とビットコインの高騰と北朝鮮問題の関連。
またビットコインの高騰が既存の金融機関への影響をし始めていることについて触れた。
結果、韓国の発表は。
[ソウル 19日 ロイター] – 韓国の金融監督院(FSS)は19日、ビットコインなどの仮想通貨を正当な通貨とみなさず、取引を規制しないことを明らかにした。
https://jp.reuters.com/article/southkorea-bitcoin-idJPKBN1ED0NN
おー^^
世界取引量ランキング世界1位取引所(12月16日現在)
世界取引量ランキング参照サイト: https://coinmarketcap.com/exchanges/volume/24-hour/
その後相場も約50%ほど価格が下落。
少し気持ちもクールダウン。その時点で過熱にかける興味も薄らいできている。
いちおう触れてきたあたりを振り返ってみると
実際は大した規制はなかった。北朝鮮問題の過熱もあれ以上に表にはなってない。
とはいえ驚いたのはアメリカは
湾岸戦争、イラク戦争、ベトナム戦争では紛争解決という立場で、宣戦布告を行なっていないらしい。
なので先制攻撃は十分選択肢にあり、アメリカ自身言及してるので突然には起こるかもしれない。
ただ一市民としては北朝鮮以外でも世界的に緊張の高まっていた時期であることは確かだったので、バブルの上昇のような制御の効かない状況への危惧はいったんクールダウンできたと考えてよさそう。
韓国の方針については韓国だけで決めてるとは限らないと勝手に思ってるんやけど、
相場のクールダウンがわかっていて、過剰な規制を強いた場合、ビットコインが自国に対しての脅威であることを認めるうえに、懸念していた取引増加を結果として促すのならそら規制せん方がええわ。でも有事がわかっていた場合には規制せざるを得なかったやろうとも思う。
するとこれから下落せずにまたビットコイン価格が暴騰した場合どうなるのか?北の問題は核ミサイルの実験と進捗によるわけだから紛争地である自国通貨の信用低下と仮想通貨相場の過熱はまだ起こり得るはずで。やっぱ規制しまーすゆうんか、はたまたしばらくはあげない根拠でもあるのか。
ちなみにいつもビットコインの価格調整は4割前後で、その後はまた上昇する。さらに来年にはいくつか巨大金融機関の動きも見えてくる。
ブランクファインCEO:ビットコインが成熟したら「乗り出す」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-30/P091TK6K50XW01
ガッシガシ攻め立てるインタビュアーとヘラヘラして答えてるやりとりがなんかおもろい。(考えたことなかったけど緩和のあるディベートと漫才って通じる部分があるのかも)
ゴールドマンCEO:ビットコインが成熟したら「乗り出す」https://t.co/fRSR954q9K pic.twitter.com/7mxr07YsUm
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2017年12月7日
進めてはいるみたい
ゴールドマン、仮想通貨のトレーディングデスク設置へ-
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-12-21/P1BYMQ6S972A01
全然金融関係興味ないけどビットコインを中心とした経済や国のあり方とか既存の社会システムに影響を与え出してるあたりネタが尽きない。
またビットコインそのものが特定の組織による供給のコントロールができないなど今までの金融システムとは違って水と油とも言える仕組みがインターネットのように普及しつつある。
ビットコインを所持しなくとも今現時点での世界的社会実験の様子は面白いと思う。深入り注意。そして反対的立場でありながらもしっかりとビットコインについての知識を入れたうえでの立場表明は建設的で、日本の大手メディアで事実でない報道をされているのを鵜呑みにしてビットコインに触れてない政治家などは少しもったいないと思う。