自分の強みを知っているか
自分が人によく勧めている本がある。
人の脳のシナプス思考回路の癖は10代半ばで決まり、年が経つほどにそれを変えるには生存本能を脅かすほどの経験がないといけない。
また世界的に活躍する第一線の人たちはその自らの才能を最大限に引き出している。
という話で、なんとその自分の特徴がその本のテストを通じで知ることができる。
というもの。
本の存在を知ったのは会社の同期と先輩とから全く違う時期でそれぞれ自分の本心で持って話せる人たちからの紹介だった。
テストは選択式で自分はその点の心理テストが大嫌いで、いちいち考えたりその日のコンディションによって答えが変わるものが性格診断の結果としてでてくることに懐疑的。
なもんで、結構勧めてはもらっていたのにその当時は流していた。
ただある日。きっかけはなんだったか自分に適した仕事とは何か、またそれがすぐに実行できなくても強みをこの仕事で生かすか磨く工夫をしないとまずいな。と毎月の繰り返しに焦りを感じだした頃、ヒントがあるかなあと当時の家の近くにあった池袋のジュンク堂内をうろつきにいった。
すると。あれだけ興味のなかった本が腰ほどの位置の高さの棚にあった時に光り輝いているように見えた。
これやん。と。
きっと自分がこれだろうなと思うものや、そうあってほしい特徴があればその影響を受けそうだったのもあるけど。なにより本の内容は読まずにまずぱっとテストをすることができる。占いみたいなしょうもない結果が後引くのが嫌やとはその時は思わずに、まあ本の代金だけで自分の特徴が知れたり、今後のヒントになるなら安いし、失敗やとしても安い。
んでとりあえずその日はその本を買ってかえってテストをしてみた。
内容は人の行動特性は30個ほどあって、どれも自分の中に存在するが実際に行動に出る時のその特性の優先順位は人によって異なる。というもの。たしかに外から見れば1人の人間でもその中に葛藤があるのは国や組織などで議論するのと同じ。そんなピクサーの映画もあった。
好印象だったのは心理的なものというよりかは根源的な自分の価値観に触れる質問が多いため、心理的なぶれも結果として少なさそうだなと思ったのと、選択肢もyesかnoだけでなく間であったりyesよりにできたり納得しやすい回答ができそうだった。
ほんで結果はこちら
今回の本 自分はこの新版の方ではなかったけど
【行動特性】順序はわすれた
・未来志向
・着想
・最上志向
・指導性
・運命志向
出すかちょっと迷った。あとで消すかも。
結果についての感想は
すごい納得感。
納得感と同時に人が違う結果がでることを改めて衝撃をうける。
自分の弱みに心当たりがあって穴があれば入りたくなる気持ちになる。
あとこれは職場やチームで使うのにも良いなあと思えた、上司でいて完璧な自分でいなくてはいけないと思ってしまう人ていてはって弱みなどを隠そうとする人はいると思うけれど、それよりか個性はあるもんやから、できへんことも含めて共有できれば単純な作業分割ではなくて、その人にとって苦でない自然なことがある人によってはとてもつらい。など得意不得意に分けて分業を行うことがチームとして可能だろうと思ったし、上下関係の発生する職場においても上司の特徴をしれば進んで助けに出るだろう自分が容易に想像できた。
自分だけでなく関わる人の行動原理を知れば解決することもあるかもしれない。
サッカーたまに見てるとビッグチームはもちろんやけどそうでないチームが優勝する時や劇的な結果を出す時って能力以外にまたチームの雰囲気が良い。この本やったか別やったか忘れたけどトップトレーダーがすごい移籍金と年収で職場を変わっても前の職場より結果を出すケースは以外と少ないらしい。そこでは仕事には個人ではくチームが必要だという話だった。
ある有名なサッカーの監督は移籍の際はかならず自分の引き連れたコーチ陣と移動する。黒澤明監督は同業者へのアドバイスで世界に進出するよりも日本でスタッフと家族のような関係性を気づくことが大事だと説いた。誰もが知る芸人さんの裏にはそれぞれに制作サイドがいる。
生存本能が脅かされるような経験をしないと変わらないという箇所ではまだ変わる余地がないわけではない。更生系トレーニングがハードであることや、実在する人、物語の主人公が様々な環境の変化を超えて生まれ変わっていく姿に感動を覚えるのは僅かな希望にかけ自己実現していく姿に可能性を感じるのかもしれない。
同じルーティンに時間を費やすとしても、その過程で個性やチームの力を発揮する方法を模索すると面白いかもしれない。また個人についても何かのヒントをみつけるひとつ遊びとしておすすめ。
本どっかいってもうたけど。
この本知っててすでに結果出てる人や、この本でテストしてみた人ぜひ結果を教えてください。
それでは。