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7人制サッカーソサイチの爽快感と連帯感

By 2021年9月21日No Comments

連休で3連日フットサル・サッカー敢行

最近は激しいプレーをせずに有酸素運動的なプレーをしているからか、フットサルをしても体重が減らなくなってしまった。

大体は翌日でも1キロは下がってたりするのだけれど現在68.3前後を示すことが多い。

久しぶりにやった筋トレから体重が1キロ2キロ増えた感はあるけれど2週間も前の話なので減らない体になったのかと不思議に思う。

もともと減らしたくて(飲んで食っても増えないように)やってるので楽しい現象ではない。

で、試しに他の予定を優先させて今週は3日連続で体を動かしてみた。2日目は4時間。結果。減らず。

本気でやってないとはいえなかなかやなと。これで減らんのならそういう時期なんやとだんだんと受け入れている自分がいる。

昨日はソサイチという7人制のサッカーをやった。

フットサルコート3面を使い、サッカーと同じ大きさの5号球を使うのは知っていたが、あまり弾まないように重くしてあるソサイチボールが使われているのを昨日初めて知った。

サッカーはもう2年程度はやってない。ソサイチは数年レベル。買って数回しか使えてなかったスパイクを使うチャンスだったのと気分転換に広いところでボールを蹴りたかったので参加。

やった結果一番残った印象は「爽快感」。

久しぶりにサッカーをやった時にも感じたような感情をまた感じることができた。

コートが広いので走る距離が長い。ボールを蹴ると届くまでに滞空時間があったり独特の間合いが存在するのが原因に思う。

スパイクでサッカーするのが子どもの頃好きだった地面を掴んでるような感覚や「疾走感」(あくまで主観だ)も久しぶりで心地よい。

そして意外だったのは、同じチームの人に対してフットサルとは違う「連帯感」を感じたこと。

フットサルは5人で狭いスペースでプレーするので全員で守り攻める、連携プレーをいかに多く効果的に行えるかが重要なのでチームプレーは不可欠。でも、久しぶりにやったソサイチはサッカーの感覚を思い出すのはおそらくコートが広いのでサッカーと同じく「分業制」であることや大人数のうちの1人で成り立っていることが大きいのだろうと思う。

もう少し説明すると、フットサルの醍醐味はコートが狭く展開が速いうえ人数が少ないので常に何かしらのプレーに絡んでいる。だからこの楽しみを覚えるとサッカーが冗長的で少し退屈に感じるようになって場所や人数を揃えるのにも面倒が生じてきてしまうことがある。でも、昨日感じたのは誰かに任せなくてはいけないようなシーンがあって。自分の影響の範囲外のところがあるからこそ、また逆に自分のプレーが相手や自分のチームに与える影響が大きい。仲間に対しても短い間に信頼をするようになり、段々とそれが全体の連帯感を育むことができる。責任や役割を全うしつつ、任せなくてはいけない。大袈裟にいえばそれが戦友であったり所属するチームへの誇りにつながっていくような気がする。

しかもそのような自分が感じたチームへの好印象を昨日一緒にプレーした人は何かしらを感じていたと思う。貢献的プレーをする人が多くかつそれぞれに活躍していたし表情もよかった。そう感じているだろうとなぜか「分かる」。普段いかに正確に説明できるかが仕事やプライベートで評価されるのに対して言語外や阿吽のコミュニケーションでこそ成り立つ信頼感や醸成させる雰囲気に不思議な充実感があった(そういうことがあるから逆に負けたり内容がよくないと悔しく感じることもあるのだろうけれども)。そう考えていると過去に絶対に勝ちたい数秒が永遠に感じるようなギリギリの試合で一緒に戦った戦友の横顔を思い出すことができた。

周りがフットサルしている人ばかりだとなかなか思い出せなかったこの感覚、両方やってる子との会話で「フットサルよりサッカーの方が楽しいです。」とフットサルコート上での会話で少しさみしさを感じたけど、あぁ成程。これはソサイチやサッカーでないと得られないものもあるんやろうなあと、単なる人数の違いやボールに触れる回数だけの話ではないところもあるなあと終わった時に心から湧いてくるように感じた。

どこかのチームへの参加はなかなかハードルを感じるけど、東京なら意外と都心でも朝方サッカーできたりするし空の下でボールを蹴る機会があればまたやりたい。

対して体重を減らすには至らなかったけれど 爽快感、疾走感、連帯感の感覚的な部分で楽しめたのはとてもよかった。

そういった感覚的な部分に刺激を与えるのも大事だという引きこもりがちな自分への学び。