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Markets

コロナ渦中で史上最高値付近てどゆこと?

By 2020年8月13日No Comments
S&P5002020-08-12

アメリカ株の代表的な株価指数であるS&P500のチャートをみてみる。

コロナ前、しかも史上最高高値付近おるがな。

庶民のわいにはようわかりまへん。経済は存分には回っていないはずで逆に今のこの状況とさらなるバブルを肯定する側の意見を知る必要がある。

上海総合指数はもはやコロナ前より余裕で高い。

自分にとってはイリュージョンクラスのことが起きていて、調べたところで知識がなさすぎてわからないが、自分の意思で考えるためにもすこしずつ情報を集めたり点を作っていくためにメモ。

米4~6月期GDP(季節調整済み)速報値は、前期比年率換算32.9%減少

米商務省が30日発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、前期比年率換算で32.9%減少した。新型コロナウイルスによる経済封鎖で、統計がある1947年以降で最大のマイナス幅となった。先行きはプラス成長に戻るものの、2020年は金融危機時を上回る景気悪化となりそうだ。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62114350Q0A730C2000000/

ふむ。日本で26・52%減。英の20・4%減。
現実は不景気とみて間違いないはず。ではなぜ株価があがるのか???

S&P500をハイテク株が牽引している

S&P500指数は500銘柄程度で米国株式市場の8割程度を占めている指数、GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)の5銘柄だけでそのS&P500の20%近くの時価総額シェア。

大規模な財政出動新型コロナ景気対策

米議会で審議中の大規模な新型コロナウイルス景気対策法案が成立すれば、連邦準備制度理事会(FRB)が信用フローの維持と米企業への直接融資に使うことができる額は最大4兆5000億ドル(約500兆円)に上る可能性がある。
引用元:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-26/Q7RTAOT0AFB601

米コロンビア大学経済学部のセイハン・エルジン教授は、世界中の同僚と連携し、166カ国の対応を追跡してきた。
エルジン教授の試算によると、最も積極的な対応のひとつが日本政府が打ち出した、同国の国内総生産(GDP)の約2割にあたる108兆円規模の政策パッケージだ(日本を上回っているのは、欧州連合の基金からの利益を受けるマルタのみ)。他国と比べると、アメリカはGDPの約14%、オーストラリアは同11%、カナダは同8.4%、イギリスは同5%、コロンビアは同1.5%、ガンビアは同0.6%にあたる救済支出を打ち出している。
引用元:https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-52586299

ゴールドもものすごい価格が上がっているらしい。自分のデフレ前提の世界観だと長期間にわたって海外の初任給がどんどん変わっていったり物価が上がっている(お金の価値が下がっている)という感覚はないのでそれも不思議な現象に見える。持つ人と持たない人との差をさらに広げる要因になるらしい。

ハイテク成長株の評価について

ハイテク成長株は以下のロジックではまだ天井とは言い難く。むしろこれからバブル上昇相場を作る牽引役を続けると米ファンドマネージャー堀古氏が8月12日のモーニングサテライトで解説。

金利が1.5%でも下がると株価が30%も増加する。

それどころか同じ1.5%でも2→0.5であった場合は100%増加。

低金利に加えて成長率が1%上乗せされると200%も。PER株価収益倍率が200倍に。なので一般的なPERと比べて割高と思ってはいけないとのこと。
さらにレンジについても金利が高い場合はせいぜい1,2年の利益をみて株価評価を出す。(逆に先の方を金利を差し引いてみるとほとんど価値がなくなってしまう)
今のように0金利に近い状態だと相対的に5年〜10年のキャッシュフローが非常に重要になってくる。そこのキャッシュフローを分析できる力がないと読めない。

なるへそ。。(鼻水)ほとんどわかってないけど真面目に分析してしかもプロからしてしっかりとした根拠でもって割高ではないという見方ができるのはわかった。

まだ伸び代がある。プロはこういうのを分析してるのか。この話だと高値更新近々してまいそうやん。自分からすれば分析してる人たちのイメージのあったロビンフッドや一般投資家が分析してないという話にも納得感。

金融緩和の単純にお金が増えて、金利が下がるというだけでなくこういう形で株価の評価に繋がり、また世界経済の指標の押上要因になることがあるんやなあ学んだ。

こういうデータひっぱって自動で計算して表示管理できるようになればトレードで勝つ勝たないは全く別として今の状況をしるのには役に立つんかもなあ。

時々は見返しておきたい動画。