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ArtBusinessDesignLife

Teslaの対抗馬Rivian

By 2020年8月14日No Comments

テスラとの訴訟問題で戦っているということでRivianの存在を知った。

どっちかというと車のデザインや画像全体の雰囲気に引き込まれて「テスラがつくってるトラックのデザイン変わったんかな」くらいに記事をクリック。

テスラの訴訟は「中傷が目的」だとしてRivianが逆訴訟で反撃https://jp.techcrunch.com/2020/08/12/2020-08-11-rivian-fires-back-at-tesla-in-lawsuit/

特に電気自動車を注視してたわけではない自分がこの記事をうけ「ふ〜んテスラが目の敵にするようなブランドがもうでてきてるんやなあ」などと内容はサラッと流し見した程度。

気になってRivianをみてみると今までの自動車業界ではでてこないようなデザインでありながら洗練されてるのが魅力的にみえた。後発スタートアップでも十分戦える戦略があるもんなんかなぁと。

ほんでこの記事の社名をクリックするとクランチベースの企業ページに飛んだ。クランチベースはスタートアップ企業であっても注目されているような企業はいつだれから資金調達したであったり創業者やメンバープロフィールなど企業の中身についても見れる図鑑のようになっている。で一応どいうところから資金調達してるのかなと久々にみてみる。

2020.8時点での資金調達額は約5600億円。直近は今年7月の約2500億円。

その顔ぶれはというと

T. Rowe Price
Soros Fund Management
Fidelity Management and Research Company
Coatue Management
BlackRock
Baron Capital
Amazon

https://www.crunchbase.com/organization/rivian-automotive

どえらいところが投資しとるがな。わいでも聞いたことはある支配者クラス。
ほかのラウンドではフォードも出資している。
単純に額がどえらい。日本ではこういう動きはあるんかな?

そたまたまセンスの良くて注目されてるスタートアップとかいうレベルではないんやなあと思うといろいろな点で洗練されてるのも納得できてしまう。

情報をうけ、先入観でもう一度記事みるとこのテスラとの抗争もマーケティングに見えてきてしまった。自分がそう流し見をしたように「テスラの対抗馬」であることまた「テスラも敵として認識するレベル」にあるような。

敵を明確にすることでマーケットに自分のポジショニングを明確にする戦略がありそれに見えなくもない。

(この手法で有名で成功した例としてスティーブジョブスがIBMを明確に敵と表現していたことをあげられる。自社の商品の魅力を差別化しユーザーに訴えた。「1984」伝説のCMとなっている。巨人と闘うその姿は今では時価総額も入れ替わり逆転してしまっている。)

日本ではテスラほどの知名度はなく、デザインやブランディングのイメージに惹かれるのと、テスラとはまた違った形の自動車の再定義が見れそうだったのでメモ。

Rivian公式webサイト:https://rivian.com/